種を蒔くデザイン展
Seed sowing design exhibition
オーガニック直売所タネトが企画する、長崎県雲仙市からオンラインで発信する展覧会のサイト。
現在売られている野菜のほとんどは、1世代で終わるF1種野菜です。一方、流通の関係で外される在来種野菜は、100年1000年続く生命力を宿しています。受け継がれ、土に根差し多様性と生命力に溢れた在来種のように、普遍的で、未来の子どもたちへ残す意思と確かさを宿したデザイン展覧会が企画されています。
日本語のWebでは、通信速度を優先させるために無表情になってしまう本文を起点にして、特徴を出すことにしました。書体は、土臭さや手触り感のある「筑紫アンティークL明朝」を指定。ふところの小さな書体なので、サイズを一回り大きくすることで視認性を上げ、書体ディテールのテクスチャーを見やすくしています。また、見出しと本文を同一の書体にすることで、素材数を減らシンプルでありながら、縦組みと横組みを使った複雑な構成にしました。
Role:
art direction, design, programing